スポンサーサイト
-- / -- / -- ( -- )
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
-- : -- : -- | スポンサー広告 | page top↑
母が私に残したもの
2005 / 11 / 27 ( Sun )
新しい食器棚が届いた。
引越しから約1年と9ヶ月、前の家から持ってきた食器棚をそのまま使っていたのだが
だいぶガタが来ていたし、電子レンジを真ん中に置けるタイプのが欲しかったので
買い換える事にした。

それに今年の1月に亡くなった母の食器が、片付けられないまま段ボール箱にして6箱分、そのまま残っていたので、いい加減それらも片付けなくてはならなかったから。。。
今日はその6箱を全部開き、使えそうな物だけを新しい食器棚へ移した。

私の家にあった食器で十分用は足りていたので、母が持ってきた食器は使われないまま部屋の隅に、母が亡くなってからもずっとそのままにしてあったのだ。

母と私は昔からまったく趣味が合わなかった。
洋服も、食器も、見るテレビ番組も。
だから、母の荷物を開いても、懐かしさは感じても、私が欲しくなるような食器は殆どなかった。
これと言って高級なものがあるわけでもないし、
もったいないからとすべてを食器棚に入れることもできない、
いっそ箱を開かずにそのまま捨てようかとも思ったが、それはあまりにも薄情な気がしたので
せっかく母と二人で一枚一枚紙で包んでしまっておいた食器たちに
別れを告げるためにも梱包を解いてみた。

今日は食器に取り組んだが、一周忌までは、と処分することをためらっていて
押入れの中にはまだまだ母の荷物が眠っている。。。

母が私に残した物。。。私とはまるでサイズの合わない服、趣味の合わない幾つかの宝石、
足の悪い私には着るのも不自由な着物。。。
私にとって“お宝”になるようなものなどは何も無い。

じゃあ私が死んだら娘に何が残せるか。。。やはり何も無い。

でもね。。。。でも、思ったの。
親が子どもに残すべきものって、「物」じゃないんだろうなって。

生きていた時に使っていた物は、本人にとって大切な物でも、残された者にとって必ずしも有り難いものじゃないわけで、お墓にもあの世にも持って行くことのできない物に執着することって意味がないように感じたんだ。。。

それよりも、母が言ってたこと、働く母の背中を見て感じたこと、私の嫌いな母の一面。。。
そんなふうに母から学んで身についた私の中にいる母の血が、私の宝物になっているんだな、って。

それに、容赦なく、ポンポンと母の大事な食器たちを捨てようとする、冷酷ともとれる潔さ、
これは父の血だ(笑)。

ごめんね、お母さん。
捨てるよ、お皿。
だって、あっても使わないから。
お父さんとお母さんの思いは、物にではなく、ちゃんと私の中に生きているんだから。
スポンサーサイト
22 : 33 : 31 | 思い | トラックバック(0) | コメント(2) | page top↑
<<『福祉』のお勉強 | ホーム | 以心伝心。。。>>
コメント
----

★ぴあのんさんへ

え? もしかして、もう遺言状書いてあるんですか?
ぴあのんさんの後姿はきっとお子さん方からも眩しいんだろうなぁ…って思います。
パワフルで前向きで見習いたいことがいっぱいあります。
私なんぞ、足が痛いせいにして、考えているだけでちっとも実行に移さないからなぁ。。。
私も子どもたちに思いが伝わるよう、言葉や態度にいっぱい表していきたいと思います。
でも、最近…抱きしめようとすると逃げるんですよねぇ。。。
ほっぺにチューさせてくれていた頃が懐かしいです(笑)。
by: to ぴあのんさん fromむぅん * 2005/12/01 22:04 * URL [ 編集] | page top↑
----

むぅんちゃんこんばんは。
今夜は目頭が熱くなりました。
言いお話をありがとう。
私がいなくなったら・・「必要のないものは棄てても良い」と書きしたためてあります。私の全ては子の心の中に生きていることを願っています。
by: ぴあのん * 2005/12/01 02:15 * URL [ 編集] | page top↑
コメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する

トラックバック
トラックバックURL
http://mrsmoon.blog7.fc2.com/tb.php/110-9d92f606
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
| ホーム |
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。