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回想録。。。あれから今日で一年です。
2007 / 07 / 11 ( Wed )
去年の今頃はもう手術が終わっていた頃だろうか。。。

あの日は朝一番の手術で、8時半に手術室に入室することになっており、
朝食後同室の方々とおしゃべりをしていたら看護師さんに呼ばれ
あれよあれよという間に事は進み、気付いたら手術が終わっていた、そんな一日だった。

手術前、肩にうった予備麻酔がすぐに効いてその後主人と交わしたはずの会話もよく覚えていない。
覚えているのは手術室の入り口で冷たい風に当たったことと、
頭の上から私を覗き込む美人麻酔医の大きくてきれいな目と
壁に私のレントゲン写真と人工骨をはめる角度などが書いてあるらしい設計図が貼ってあったこと。
その次の記憶はもうストレッチャーに乗せられて手術室を出る場面だ。

術後、まだ麻酔が覚めきらない時に、執刀医の先生が様子を見に来られたとき
私が先生に話したことはよく覚えている。

「先生、お休みの日にどこか海でも行かれたんですか?」

手術直後の患者がそんな突拍子もないことを言うのが可笑しかったのか、
先生は笑いながら答えてくれた。

「え? あ~、海じゃなくて山だよ。ゴルフに行ったんだ。」

いつもは色白な印象のある先生が日焼けをしていたのが、入院してからずっと気になっていたけど
大きな手術を控えて忙しそうな先生に、そんなプライベートなことを尋ねるなんて
手術を受ける患者として、あまりにも緊張感がなさすぎでふざけてると思われたくもなく
聞いてみたかったけどずっと聞けないでいたんだ。

今思い出してみても、手術直後に自分の足のことより先生の日焼けの原因の方が気になるなんて
いかに私がリラックスして手術を受けられたかということが自分でもよくわかる。

最初の三日は確かに辛かった。
だけどカラダの中にあんな異物をいれるんだもの、しばらく痛いのは当然、熱が出るのも当然、
そう思っていたし、
ブログを読み返してみても、翌日には膝を立てられて、翌々日には寝返りが出来て車椅子にも乗り、3日目にはリハビリが始まり、4日目には自分で売店にアイスクリームを買いに行っていた。。。
今となっては痛かったことなんかより、毎日どんどん回復することがただただ嬉しかったことしか覚えていない。
手術の痛みだけしか覚えていなかったら、膝の手術なんて受けようとも思っていなかっただろう。(笑)

あれから一年。本当にあっと言う間の一年だった。

***

今更だけど、一年前を思い出しつつ、これから手術を受ける方へ参考になればと思い、
入院生活を楽しく過ごすためのアドバイスをいくつか書いてみた。
よろしければ、ご覧下さい。

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16 : 02 : 28 | 思い | トラックバック(0) | コメント(4) | page top↑
一年検診。
2007 / 07 / 02 ( Mon )
私が人工股関節の手術を受けた大学病院は
市内のはずれの田園風景の中にそびえ立っている。
病院を囲む田んぼの中では、まだ台風の強い風にも夏の日照にも遭っていない若い稲が
まっすぐ空へ空へと向かって伸びている。

梅雨の湿った空気も曇った空も、一年前の今頃と何も変わっていないかのようだ。
私はこんなにも変わったというのに。。。

***

今日の予約時間が2時からだったか1時半からだったか、
予約票をなくしてしまい定かでなかったので
少し早めに家を出て、1時を回った頃病院に入った。
結局予約は2時からで、診察前にずいぶんと時間に余裕があった。
診察前にレントゲンを撮っておくのだが、いつもなら20分くらいで済むはずだから
この分ならレントゲンが済んだら、1時半から開くリハビリ室を覗きに行って
お世話になったPTのN先生を訪ねられると思っていたけど
予想外に待たされて撮影が終わりフィルムを受け取った時は2時15分前になってしまった。

午後のリハビリが始まってしまったので、N先生の受け持ちの患者さんにも失礼だし
訪ねるのを止めてそのまま診察室に向かった。
午後の診療は予約制なのだが、同じ時間の枠内では受付順に診察されるので
早く受付を済ませた私は2時台の1番最初、予約通りの2時には診察室に入れた。

まず、総合病院で5月に膝の手術を受けたことを話したが
総合病院の膝のM先生は、ここの大学病院の先生でもあるので
私がわかる範囲で説明し、「あとの詳しいことはM先生がご存知です(∩_∩)b」と
その話を締めくくった。

何がどのくらいできて何ができないかをチェックして得点で表し回復度をはかるのだが、
膝のおかげで今のところ歩ける時間も短かったりするので、
前回より数値は上がっていないが、
股関節のことだけを見たらずいぶん良くなっているということだ。

人工の骨と自分の骨の間には隙間がなくなり、
こうなればもうズレたりすることは考えられないとのことだ。
万が一の話をするなら、大腿骨と骨盤の間の球の部分がセラミックなので
強い衝撃があれば割れないことはない。
でも、そのセラミックの球が割れたという報告はないということだ。
それなら人工骨でなくてもいくらでも骨折するような可能性はあるわけで、
心配するようなことでもないようだ。

次回の診察は一年後の7月7日。七夕だ。
星いっぱいの天の川ならぬ、車いっぱいの国道○○号を渡って、
また来年、先生に会いに来ます!(笑)

***

診察後、病棟看護師Sさんを訪ねて6階へ上がった。
ナースステーションの窓の向こうには、私が編んだあみねこがちょこんと座っていた。
通りがかった看護師さんにSさんを呼んでもらうと、
Sさんはちょっと驚いてから元気に手を振りながら出てきてくれた。
当時は無造作にしばっていた髪を短くしたSさんは、
少し女性らしく大人っぽい落ち着きが出たように見えた。
あみねこは今も毎日のように誰かにいじられ、よくポーズを変えられていると聞き嬉しかった。

その後リハビリ室を覗きに行って、入り口近くのベッドのところで
患者さんに向かっているN先生の後姿を確認することはできたけど
忙しそうだったので声をかけずにそのまま帰ることにした。
リハビリ室のあみねこアオは見えなかったけど、包帯で吊った腕はどうしてるかな(笑)。
もしかして誰かにもらわれて行ったかな? いじられてくたびれてもういないかもなぁ。。。(^_^;)
まぁ、いずれにしてもアオが一瞬でも患者さんの笑顔を作ってあげられていたなら私は嬉しいけど。

***

一年の間に二度も手術を受けるなんて、ホントはすごく大変なことなんだろうな。
でも確かに痛いし歩けない時期は辛かったけど、
(年齢と共に少しずつ体も衰えはするけれど、)
手術後のカラダってのは、少しずつ勝手に治ろうとするものなんだと実感した。
頼まなくても傷の色は薄くなるし、筋力も生活するうちに努力はしなくてもある程度は戻ってくる。
カラダは生きよう治ろうという力を、心とは別のところに持っているものなんだ。
ヒトもまた自然の一部ってことなんだろうな。

杖無しで歩けるようになった私を見た人も、ここ3年の間の私を見ていなければ
きっと何事もなかったように見えるんだろう。
私が病院のまわりの田んぼが去年と同じに見えるように。

ホントは変わらないものなんてないのかもしれない。
何も変わらないように見えるものにこそ、たいへんな努力が隠れているのかもしれない。
18 : 20 : 47 | 本日、診察日 | トラックバック(0) | コメント(4) | page top↑
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